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臨床精神病理学序説【新装版】

PSYCHIATRISCHE VORLESUNGEN FUR ARZTE


「種々増補された結果、この書は精神医学の小さな教科書、あるいは少くとも臨床精神病理学の小さな教科書の役をするようになったと思われる。精神医学が携わるべき事柄は甚だ多方面であるが、精神医学の中で最も精神医学的なものはこの精神病理学であろう。」
(「原著者の序から」より)
「精神医学は妙なことに古くなっても時代おくれにならないという性質がその本質上ある。故にこの本のように根本的な本はいつまでも若さを保つものである。」
(訳者「あとがき」より)

ヤスパースと同時代を生き、精神病理学を臨床の現場で発展させたシュナイダー。主著『臨床精神病理学』へとつながり、基本的な概念を簡潔に記した精神医学の古典。

[初版1977年]


目次



原著者の序から

第一章 精神分裂病及び躁鬱病の初期
精神分裂病/躁鬱病

第二章 精神病質人格(異常人格)
感情昂揚者/抑鬱者/自信欠乏者/熱狂者/顕耀欲者/機嫌軽動者/爆発者/情性脱失者/意志欠如者/無力者

第三章 神経衰弱とヒステリーの問題――身体病質と精神病質
神経衰弱/ヒステリー

第四章 異常体験反応
驚愕/反応性抑鬱/反応性爽快/反応性邪推/反応性朦朧状態/感応反応

第五章 精神異常児
先天性精神薄弱/感情昂揚児/無力児/自信欠乏児/顕耀欲児/爆発児/情性脱失児/家出/夜驚/夜尿/破瓜期/自慰/愛の欲求

第六章 自殺企図
精神病性自殺/非精神病性自殺/逃避自殺/短絡自殺/演劇自殺

第七章 嗜癖
酒精酩酊/病的酩酊/慢性酒精中毒/週期性飲酒/震顫譫妄/急性酒精幻覚症/モルヒネ嗜癖/コカイン中毒/睡眠剤中毒

第八章 内科疾患の際の精神病
症状性精神病

第九章 脳過程の際の精神病及び癲癇
外傷性痴呆/麻痺性痴呆(進行麻痺)/脳梅毒/脳動脈硬化/退行期精神病/老年痴呆/癲癇精神病

第十章 精神症状
(1) 体験の種類
知覚の障碍/妄覚/錯覚/幻覚/思考の障碍/奔逸思考/抑制思考/迂遠思考/支離滅裂思考/思想奪取/強迫思考/妄想/感情の障碍/身体的感情の障碍/精神的感情の障碍/接触の障碍/感情の不相応性/欲動及び意志の障碍
(2) 体験の基本性質
自我意識の障碍/時間意識の障碍/記憶の障碍/反応性
(3) 体験の背景
注意/意識/知能/人格
(4) 体験の表現
量的異常体験と質的異常体験

第十一章 精神医学における治療
睡眠障碍/夢魔/妊娠中絶/興奮患者の処置

第十二章 賠償鑑定

付録
第十三章 精神病の分類と構成
精神病の分類/外傷精神病の構成分析/背景反応

第十四章 精神分裂病の診断
経過による診断/症状による診断/関係による診断/鑑別

第十五章 躁鬱病の診断
鬱病の症状/躁病の症状/鑑別

跋(西丸四方)
あとがき(訳者)


著訳者略歴

クルト・シュナイダー
Kurt Schneider

1887-1967。ドイツのクライルスハイムに生れる。1922年ケルン大学で教授資格。1931-45年ミュンへンのドイツ国立精神医学研究所長。1946-55年ハイデルベルク大学教授。クレペリン賞受賞。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
西丸四方
にしまる・しほう

1910年生。1936年東京大学医学部卒業。都立松沢病院、東京女子医専講師を経て、信州大学・愛知医科大学名誉教授、北信総合病院顧問。2002年歿。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


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臨床精神病理学序説【新装版】

「臨床精神病理学序説【新装版】」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/200頁
定価 2,808円(本体2,600円)
ISBN 978-4-622-07856-2 C1047
2014年7月10日発行

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