戸川秋骨 人物肖像集
大人の本棚

判型 | 四六判 |
---|---|
頁数 | 224頁 |
定価 | 2,640円 (本体:2,400円) |
ISBN | 978-4-622-08047-3 |
Cコード | C1395 |
発行日 | 2004年3月25日 |
備考 | 現在品切 |

判型 | 四六判 |
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頁数 | 224頁 |
定価 | 2,640円 (本体:2,400円) |
ISBN | 978-4-622-08047-3 |
Cコード | C1395 |
発行日 | 2004年3月25日 |
備考 | 現在品切 |
「戸川秋骨は、英文学者で評論家で翻訳家で随筆家だ。随筆家というよりもエッセイストといった方がぴったりくる。……明治文学史にその名を輝かせている透谷や藤村よりも、私は、晩年になって滋味あふれるエッセイや回想文を発表していた孤蝶、禿木、秋骨の三人組の方が好きだ。中でも一番、私の体質に合っているのが秋骨のエッセイだ。」(坪内祐三)
秋骨のエッセイ集六冊から選んだ、傑作揃いのポルトレ集。秋骨独特のリズムにのって眼前に現れる、ケーベル、透谷、八雲、緑雨、魯庵、漱石、泡鳴たちは、まさしく、われらの同時代人である。
ケエベル先生
知己先輩
大藤村講演会の一幕
三十余年前の学校生活
柏樹先生
至純狂熱の人北村透谷君
ソクラテス
山室大佐の追憶
小泉先生の旧居にて
斎藤緑雨君とチヤアルズ・ラム
他界の大杉君に送る書
団十郎の裸体姿
北村透谷君と私
与謝野寛氏の追憶
坪内先生に関する憶出
内田魯庵君
漱石先生の憶出
泡鳴君の墓石
ユウモアの福沢先生
杉森先生を憶ふ
粟野先生の長逝
岡倉先生の追悼
女人交遊
秋の夜の追憶(緑雨君の訪問)
「秋骨船」上船案内 坪内祐三
戸川秋骨君 平田禿木