海の上の少女
大人の本棚
シュペルヴィエル短篇選

判型 | 四六判 |
---|---|
頁数 | 248頁 |
定価 | 2,640円 (本体:2,400円) |
ISBN | 978-4-622-08050-3 |
Cコード | C1397 |
発行日 | 2004年5月25日 |
備考 | 現在品切 |

海の上の少女
判型 | 四六判 |
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頁数 | 248頁 |
定価 | 2,640円 (本体:2,400円) |
ISBN | 978-4-622-08050-3 |
Cコード | C1397 |
発行日 | 2004年5月25日 |
備考 | 現在品切 |
シュペルヴィエルの作品世界をどう位置づければよいのだろう。SF小説だろうか、童話だろうか、それとも妖精物語だろうか。そのどれでもあり、どれでもない。
ここに収録された20の短い物語に共通しているのは、その入り口のところで、読者を現実からずれた架空の、ファンタジーの世界に引き込むということだ。
最初の短篇集の表題作「海の上の少女」から、コンサートのアンコール用の技巧にとんだ小品のような最後期の短篇まで、戦後に出発した日本の詩人たちのアイドルでもあった詩人作家のベスト集。
海の上の少女
秣桶の牛と驢馬
セーヌから来た名なし嬢
ラニ
ヴァイオリンの声をした少女
ノアの方舟
年頃の娘
牛乳のお碗
?の市民たち
また会えた妻
埋葬の前
オルフェウス
エウロペの誘拐
ヘーパイストス
カストールとポリュデウケス
ケルベロス
トビトとトビア
あまさぎ
三匹の羊を連れた寡婦
この世の権勢家
訳者あとがき