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大人の本棚

別れの手続き<品切>

山田稔散文選

著者
山田稔
解説
堀江敏幸

《山田稔が固有名であると同時に、ひとつの文学ジャンルであることは、もはや疑いようがない。実践者がひとりしかいない、清濁あわせ持ってなお洒脱なこの流派を、仮に「アナル学派」と名付けておこう。要するに、本書に収められているのは、「アナル学派」の視点で捉えられた人生の小さな歴史学であり、日常の心性を掴み取る散文ばかりなのである。》
(堀江敏幸・本書解説より)
多田道太郎に、顔を見るなり「あれケッサクや」と言われた「ヴォワ・アナール」(1971)から、なんとも切ない近作「前田純敬、声のお便り」(2007)まで13篇。精緻をきわめる文章によって、親しい人を呼び寄せあるいは甦らせてきた、独特な作家山田稔。ファン待望の精選散文集。


目次


ヴォワ・アナール
生存者の悲哀――エレンブルグ『わが回想』
志津
母の遺したもの
別れの手続き
ヘンリ・ライクロフト――または老いの先取り
表札
ポー、ふたたび――ロジェ・グルニエの場所
テス・ギャラガーを読んでいたころ
八十二歳のガールフレンド
シモーヌさん
前田純敬、声のお便り
一枚の質札

解説  アナル学派の立ち位置――あるいは山田稔の「手続き」について(堀江敏幸)


著訳者略歴

山田稔
やまだ・みのる

1930年北九州市門司に生まれる。作家。元京都大学教授(フランス語)。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
堀江敏幸
ほりえ・としゆき

1964年、岐阜県生まれ。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

書評情報

池内紀<サンデー毎日「読書の部屋」 2011年6月5日号>
笠間直穂子<週刊朝日 2011年7月15日号>
<北海道新聞 2011年7月17日(日)>

関連リンク

この本の関連書


「別れの手続き」の画像:

別れの手続き

「別れの手続き」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/232頁
定価 2,860円(本体2,600円)
ISBN 978-4-622-08090-9 C1395
2011年5月10日発行
<ただいま品切です>