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神谷美恵子コレクション

本、そして人


「私は失敗ばかりしてきたような気がするが、その苦悩のなかで、ほんの少しばかり自分の頭でものを考えることができるようになったような気がする。それというのも、自分の頭でというよりは、多くの「精神的恩人」が心に残していってくれたものによるのだろう」結核療養期を支えてくれた「恩人」マルクス・アウレリウス、一生を決めるほどの「電撃」をうけたプラトンをはじめ、人生の折々に神谷美恵子を助け、つくりあげた本、そして人。新編集で贈るエッセイ集。

中井久夫の解説「神谷美恵子さんの「人と読書」をめぐって」(120枚)を付す。


目次


I
「存在の重み」――わが思索 わが風土
生きがいの基礎
ヒルティの恩
『ポリテイア(国家)』今昔
ミッシェル・フーコーとの出会い
V・ウルフの夫君を訪ねて

II
癩園内の一精薄児
島の診療記録から
蔦の話
心に残る人びと
桜井方策編『救癩の父 光田健輔の思い出』序文
老人と、人生を生きる意味
近藤宏一『ハーモニカの歌』序にかえて
原田禹雄『麻痺した顔――らいの検診カルテから――』序文

III
父(前田多門)の人間像
愛に生きた人
新渡戸稲造先生と女子教育
美しい老いと死

IV
マルクス・アウレーリウス『自省録』解説
ジルボーグ『医学的心理学史』訳者あとがき
シモーヌ・ヴェーユの軌跡
新渡戸稲造の人格形成
ヴァジニア・ウルフの病誌素描

V
加賀乙彦『フランドルの冬』書評
ミシェル・フーコー 中村雄二郎訳『知の考古学』書評
ミシェル・フーコー 田村俶訳『狂気の歴史』書評
ミシェル・フーコー 田村俶訳『監獄の誕生――監視と処罰――』書評
なだいなだ『わが輩は犬のごときものである』書評
読書日録
読書と思索――書簡より――


神谷美恵子の本棚

解説  中井久夫


著訳者略歴

神谷美恵子
かみや・みえこ

1914年岡山に生まれる。1935年津田英学塾卒、コロンビア大学に留学。1944年東京女子医専卒、同年東京大学医学部精神科入局。1952年大阪大学医学部神経科入局。1957年-72年長島愛生園勤務。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
中井久夫
なかい・ひさお

この本の関連書


「本、そして人」の画像:

本、そして人

「本、そして人」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/356頁
定価 2,376円(本体2,200円)
ISBN 4-622-08185-7 C0311
2005年7月7日発行

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