みすず書房

ポップミュージックで社会科

理想の教室

判型 四六判 タテ188mm×ヨコ128mm
頁数 160頁
定価 1,430円 (本体:1,300円)
ISBN 978-4-622-08304-7
Cコード C1398
発行日 2005年6月 9日
備考 現在品切
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ポップミュージックで社会科

「ドナドナ」はユダヤ人迫害や虐殺と関係していた。「思い出のグリーングラス」のポイントは? 身近な歌のなかに、どのような社会的な場面や記憶、人々の思いがこめられているか。ジョーン・バエズ、ジャニス・イアン、ボブ・ディラン、友部正人、中島みゆきらの歌を具体的に採りあげ、音楽と社会の関係について考えます。

目次

第1回 翼をもつ歌
ポップミュージックにおける果肉と種子について
はじめに/私自身の体験から/「ドナドナ」イディッシュ語版と日本語版/ジョーン・バエズの「ドナドナ」/「ドナドナ」の作者ゼイトリンとセクンダ/CIAによって隠されたメッセージ/果肉と種子

第2回 ラブソングとプロテストソング
ジャニス・イアンにそくして
はじめに/日本と欧米のリアリティの差異——「思い出のグリーングラス」をめぐつて/ジャニス・イアンの奥行/「社会の子供」からのはじまり/ラブソングとプロテストソングの共存

第3回 日本のポップミュージックにおける音楽と社会
友部正人と中島みゆきにそくして
はじめに/「ハリケーン」の衝撃/ふたたびジャニス・イアンとディランについて/友部正人について/「あさま山荘事件」/友部正人の「乾杯」/中島みゆきの「時代」/「4.2.3.」における「黒い炎」/「地上の星」と「ドナドナ」