ロシア革命の考察
始まりの本
1917: BEFORE AND AFTER

判型 | 四六変型 |
---|---|
頁数 | 264頁 |
定価 | 3,740円 (本体:3,400円) |
ISBN | 978-4-622-08358-0 |
Cコード | C1322 |
発行日 | 2013年4月10日 |
備考 | 現在品切 |

1917: BEFORE AND AFTER
判型 | 四六変型 |
---|---|
頁数 | 264頁 |
定価 | 3,740円 (本体:3,400円) |
ISBN | 978-4-622-08358-0 |
Cコード | C1322 |
発行日 | 2013年4月10日 |
備考 | 現在品切 |
「レーニンは、説得とか教化というものは、それを受ける人々の心に合理的な確信を植えつけようとするものであるという意味において、それを合理的な過程とみなした。スターリンは、それが合理的なエリートによって計画されそして行なわれるという意味においてのみ、それを合理的な過程とみなした。その目的は、多数の人々を一定の望ましい行動に向けて誘導することであった。(…)しかし、この目的を達成するさいに用いるべき最も有効な方法は、必ずしも、つねにまたはしばしば、理性にかなうものではなかった」
10月革命から50年。
「1917年の革命は、ロシアのブルジョア革命の完成でもあった」
レーニン、ローザ、トロツキー、スターリン——政治的エリートによる革命を論じたソヴェト・ロシア史の基本書。
序文
1 ロシア革命——その歴史的意義
2 『なにをなすべきか?』
3 赤いローザ
4 ボリシェヴィキのユートピア
5 ソヴェト社会の構造
6 上からの革命——集団化への道
7 ソヴェト工業化の考察
8 ソヴェト労働組合
9 トロツキーの悲劇 (一)勝利者/(二)敗北者/(三)亡命者
10 未完の革命
アイザック・ドイッチャーをしのんで
訳者あとがき
新版への訳者あとがき