みすず書房

エコノミックス

マンガで読む経済の歴史

ECONOMIX

判型 B5変型
頁数 312頁
定価 3,520円 (本体:3,200円)
ISBN 978-4-622-08597-3
Cコード C0033
発行日 2017年3月30日
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エコノミックス

世界の経済をマンガで語る、初の試み——それが『エコノミックス』。
「債務」が生じるのはなぜ? 経済はまだ成長する? 「完全雇用」って何? 新しい世代の暮らしぶりは、前より良くなる? どうして不況が続くの? ウォール街占拠運動の発端は?
いまだかつて誰も描かなかった経済マンガ、350年にわたる歴史と今を語る『エコノミックス』。ユーモラスなコマを追えば、経済の実態と課題が一目瞭然。
経済理論を考えだした学者たち、グローバル化、財政赤字、景気回復、戦争、気候変動、エネルギー問題と経済の関係など。『エコノミックス』を読んで考えよう、これからの経済と僕たちの未来を。


歴史に学ぶ著者に対して、正統派経済学者はモデル分析がないなどと批判する。
著者からすれば「それがどうした」のであって、
アダム・スミスなどをつまみ食いする正統派こそ「フェイク経済学」だ。
本書には「もうひとつの事実」がある。
——水野和夫
(経済学者)

経済の歴史と性質を把握することが、
これほどの心強さをもたらすものとは思ってもみなかった。
こんな時世だからこそ、何度でも何度でも繰り返し読みたい気持ちに駆られる、
解りやすくて面白い経済史の大傑作!
——ヤマザキマリ
(漫画家)

目次

まえがき(デヴィッド・バック)
はじめに(ジョエル・ベイカン)

序章
第1章 見えざる手(1820年まで)
第2章 全力で進め!(1820-1865年)
第3章 金の力(1865-1914年)
第4章 崩れゆく世界(1914-1945年)
第5章 大砲かバターか(1945-1966年)
第6章 限界の時代(1966-1980年)
第7章 富裕層の反乱(1980-2001年)
第8章 今日の世界(2001年より)

用語集
監訳者注
謝辞
訳者あとがき
索引

書評情報

東洋経済日報「今週の一冊」
2017年3月24日
宮野源太郎(丸善・ジュンク堂書店営業本部)
週刊ダイヤモンド「目利きのお気に入り」2017年4月22日
ダ・ヴィンチ
2017年5月
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信濃毎日新聞2017年5月7日
武田砂鉄(ライター)
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2017年6月