「みすず書房」ページ内リンク

  1. 「メインメニュー」へ移動
  2. 「みすず書房の本の検索メニュー」へ移動
  3. 「本文」へ移動
  4. 「サイト利用ガイド」へ移動



音と意味についての六章【新装版】

SIX LECONS SUR LE SON ET LE SENS


「音素、近親相姦の禁止といった観念が、どれほど混質的であろうと、わたしがこの後者についていだくようになった考え方は、言語学者たちによって前者に与えられた役割から想を得ているのである。固有の表意作用はもたないが、表意作用を形成する手段となる音素と同様、近親相姦の禁止は、別個のものと見なされる二つの領域のつなぎ目をなすとわたしには思われた。こうして、音と意味との文節に、他の平面で、自然と文化との分節が対応することになったのである。」(レヴィ=ストロース「序」)

亡命学者によりニューヨークに創設された「高等学術自由学院」における1942年の講義。音素の観念、弁別特性の理論をめぐって展開され、ヤーコブソン音韻論の入門書であり、最適な音韻論思想史となっている。聴講したレヴィ=ストロースがその発想の原点とし、構造人類学を生み出した書。

[初版1977年9月30日発行]


目次


序  クロード・レヴィ=ストロース

I  調音音声学と音響音声学
II 音韻論の誕生
III 音素の特殊性
IV 音素は弁別特性の束である
V 能記ははたして線的か
VI 言語記号は恣意的か

訳者あとがき


著訳者略歴

ロマーン・ヤーコブソン
Roman Jakobson

1896-1982。モスクワに生れる。ラザレフ東洋語学院、モスクワ大学大学院を卒業。1915年モスクワ言語学集団を創設。1920年チェコスロヴァキアに移り、マサリック大学においてロシア語学などを講ずる。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
クロード・レヴィ=ストロース
Claude Lévi-Strauss
花輪光
はなわ・ひかる

1932年、山梨県に生れる。1955年東京教育大学文学部仏文科卒業。1959年同大学大学院博士課程中退。元筑波大学文芸・言語学系教授。1999年歿。著書『ロラン・バルト』(1985、みすず書房)。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「音と意味についての六章【新装版】」の画像:

音と意味についての六章【新装版】

「音と意味についての六章【新装版】」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/176頁
定価 3,024円(本体2,800円)
ISBN 978-4-622-08615-4 C1010
2017年5月18日発行

この本を購入する