中枢神経系 中世・近代篇
構造と機能 理論と学説の批判的歴史
LE SYSTÈME NERVEUX CENTRAL

判型 | A5判 |
---|---|
頁数 | 464頁 |
定価 | 22,000円 (本体:20,000円) |
ISBN | 978-4-622-08744-1 |
Cコード | C3047 |
発行日 | 2018年11月9日 |

LE SYSTÈME NERVEUX CENTRAL
判型 | A5判 |
---|---|
頁数 | 464頁 |
定価 | 22,000円 (本体:20,000円) |
ISBN | 978-4-622-08744-1 |
Cコード | C3047 |
発行日 | 2018年11月9日 |
いつから人間は「脳」や「神経」に注目し、自分の思考や行動を支配するものが「脳」に座を占め、「神経」がその働きを伝えると考えるようになったのか。この課題に初めて挑み、古代から19世紀末までの膨大な文献を纏めた世紀の古典的大著を公刊。神経学・精神医学はじめ、医学史・科学史・哲学史研究者の座右に置くべき、フランスの碩学が遺した伝説の書である。
「中世・近代篇」は、ガレノス以後の中世から19世紀の脳局在説まで。金字塔的大著、全2巻完結。
『中枢神経系 古代篇』はこちら
■ 脳と神経と身体と心を知るための類のない通史
■ 神経学・精神医学・医学史・科学史関係者必備
■ 現在の研究からみた訳者の補足を本文に記す
■ 萬年甫による「ジュール・スーリィの生涯について」を付す
■ 巻末に「参考図書」「人名索引」完備
■ 「中世・近代篇」には、ガレノス以後から19世紀末「脳局在説」までの学説と注釈を収録
凡例
中世
コンスタンティヌス・アフリカヌス、アヴィケンナ、バースのアデラード、コンシュのギヨーム、リールのアラン、サン=ティエリのギヨーム、アルベルトゥス・マグヌス、トマス・アクィナス、グリエルモ・ダ・サリチェト、ランフランコ、ギィ・ド・ショーリアック、モンディーノ、アンリ・ド・モンドヴィル、テオドリコ、ウーゴ・デ・ルッカ、ニッコロ・マッサ、アンブロワズ・パレ
近代
ヴァロリオ
フェルネル
デカルト
スピノザ
ガッサンディ
ホッブズ
I 物体、空間および時間の理論
II 感覚作用と表象の理論
III 心臓と脳
ウィリス
マルピーギ
ヴィユサンス
ボンテクー
ブールハーフェ
ラ・ペロニー
ロリィ
ハラー
ハートリー
ヒューム
プロハースカ
ヴィック・ダジール
カバニス
ビシャ
ゼンメリング
カント
ガルとシュプルツハイム
ローランド
フルラーンス
マジャンディ
サルペトリエール学派
ドレイ、フォヴィル、ピネル=グランシャン、ロスタン
セール
ルガロワ
ラルマン
デムーラン
ブルダッハ
アンドラール
レリュ
ロンジェ
バイヤルジェ
パルシャップ
ブイヨ
ブロカ
グラシオレ
ミュラー
ヴュルピアン
脳局在の発見 フリッチュとヒッツィヒ
注
ジュール・スーリィ わが生涯
訳者あとがき
参考図書
人名索引
本書初版第1刷(2018年11月9日発行)に誤りがございました。
正誤表がこちらにございます。
謹んでお詫び申し上げ、ここに訂正いたします。