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「二つの文化」論争

戦後英国の科学・文学・文化政策

THE TWO CULTURES CONTROVERSY

Science, Literature and Cultural Politics in Postwar Britain


〈科学者から小説家に転じたC・P・スノーが1960年代初頭に文芸批評家のF・R・リーヴィスと衝突して以来、知的生活は「二つの文化」、すなわち人文学と科学に分かれていると嘆くのが当たり前のこととなっている。だが、長きにわたって論じられてきた話題が、この特定の時期にそのような激しい論争を引き起こしたのは、どうしてなのだろうか。この本は、英国の過去、現在、未来をめぐる相対立するヴィジョン同士のイデオロギー上の衝突としてその論争を整理しなおすことで、その問いに答えるものである。そのため、論争を大学の使命、社会史の方法論、国家の「衰退」の意味、そしてかつての帝国の運命にかんする同時期の議論と結びつける。「二つの文化」論争の政治的利害関係を掘り起こすことによって、この本は1960年代の文化政策の働きをより広い見地から説明し、一方で、今日まで引き合いに出されつづけてきた用語の意味を見直している〉(巻頭言)

「文系/理系」の区分をはじめ、「二つの文化」という発想には何が潜んでいるのか。英国の事情に焦点をしぼりながら、スノー『二つの文化と科学革命』がもたらした「論争」の背景に、気鋭の研究者が迫る。


目次


謝辞

はじめに
1 C・P・スノーと技術家主義のリベラリズム
2 F・R・リーヴィスと急進主義のリベラリズム
3 二つのカレッジの物語
4 英国社会史の形成
5 国家「衰退」の高まり
6 ポスト植民地主義の進展
7 能力主義期の衰微
おわりに

訳者あとがき
参考文献
原注
索引


著訳者略歴

ガイ・オルトラーノ
Guy Ortolano

現在 ニューヨーク大学(NYU)教養学部歴史学科准教授。2005年にノースウェスタン大学から博士号を取得。ワシントン大学セントルイス校、ヴァージニア大学をへて、2009年からニューヨーク大学で教鞭を取っている。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
増田珠子
ますだ・たまこ

津田塾大学学芸学部英文学科卒業。津田塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得満期退学。津田塾大学英文学科研究助手をへて、現在 駿河台大学経済経営学部教授。専門はイギリス演劇、児童文学。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「「二つの文化」論争」の画像:

「二つの文化」論争

「「二つの文化」論争」の書籍情報:

A5判 タテ210mm×ヨコ148mm/408頁
定価 6,696円(本体6,200円)
ISBN 978-4-622-08801-1 C1010
2019年6月10日発行

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