目次
謝辞
序章
第1章 #女たちの声を聞け――天然痘、ワクチン、そして細菌以前の世界 1721年
第2章 危険な取引――人々が死んでいくあいだも国を繁栄させ続けるには 1722年
第3章 人はみんなつながっている――コレラが教えたコミュニティのありかた 1832年、1848年、1854年
第4章 手を洗いなさい――公衆衛生キャンペーンの歴史 1845-1875年ごろ
第5章 どこもかしこもバイ菌まみれ――人類を救った細菌の発見が、人類を滅ぼすかもしれないのはなぜか 1875-1901年
幕間 反逆の章――死について話そう、ベイビー
第6章 荒療治と危険な療法の歴史――リスク回避がかえって危険な行動につながるのはなぜか 1875-1901年
第7章 終わりなき倫理の議論――アメリカの個人主義と健康保菌者の問題 1906年
第8章 子どもたちはだいじょうぶではない――1918年のインフルエンザ・パンデミック並みの病気が子どもたちを襲ったら 1918年
第9章 疫病は差別をしない――いかにして性感染症が特権階級のはったりを暴いたか(そして新型コロナウイルスがわたしたちのはったりを暴くか) 1885年&1985年
第10章 『ホット・ゾーン』の罪――いかにしてひとりの作家がエボラ出血熱の恐怖をあおるキャンペーンを始め、それが今もパンデミックの封じ込めを妨げているか 1994年
終章 新型コロナウイルス感染症のもっとも暗い見通し(と流れを変える方法)
訳者あとがき
注
文献
索引