構造の世界
なぜ物体は崩れ落ちないでいられるか
STRUCTURES
Or Why Things Don’t Fall Down

| 判型 | 四六変型 |
|---|---|
| 頁数 | 384頁 |
| 定価 | 3,960円 (本体:3,600円) |
| ISBN | 978-4-622-09551-4 |
| Cコード | C0042 |
| 発行日 | 2026年7月10日 |

STRUCTURES
Or Why Things Don’t Fall Down

| 判型 | 四六変型 |
|---|---|
| 頁数 | 384頁 |
| 定価 | 3,960円 (本体:3,600円) |
| ISBN | 978-4-622-09551-4 |
| Cコード | C0042 |
| 発行日 | 2026年7月10日 |

刊行以来50年にわたり愛読されてきた、構造力学の入門書の改訳復刊。
構造力学は、決して建物や橋だけにかかわる学問ではない。著者曰く「あらゆる植物や動物、そして人間の作るほとんどすべてのもの」、つまり「すべての物体は事実上何らかの構造物なのである」。著者はその言葉の通り、建物や橋だけでなく、船、飛行機と鳥の羽、樹木と弓矢、腱と骨、風船と血管、芋虫とコウモリ、服やソーセージに至るまで、あらゆるものを構造物として見る方法を縦横無尽に語っていく。
構造物の壊れ方は驚くほど多様で、えてして私たちの「想定外」をするどく突いて起きる。本書では、“補強”した結果かえって事故が増えてしまった飛行機や、図らずも非常に転覆しやすい構造となってしまった船、想定されるべき強風で崩壊した橋など、事故のエピソードも随所で紹介される。
DIY好きから建築家の卵まで、ものづくりを志すすべての人に贈る一冊。
まえがき
謝辞
著者について
1 私たちの生活の中の構造 エンジニアとのコミュニケーションは可能か?
第1部 難産の末に生まれた材料力学
2 構造物はなぜ荷重を支えられるのか 固体のバネ的性質
3 応力とひずみの概念の発見 コーシー男爵とヤング係数の謎解き
4 安全な設計を求めて 構造計算は本当に信用できるか
5 ひずみエネルギーと破壊理論 脱線ついでに、弓、投石機、カンガルーについても
第2部 引張りの構造
6 引張りを受ける構造物および圧力容器 ボイラー、コウモリ、中国のジャンク船についても
7 材料の接合と人間的要素 およびクリープ現象と戦車の車輪
8 柔らかな材料と生体の構造 イモムシを設計する方法
第3部 圧縮と曲げの構造
9 壁、アーチ、ダム 天まで届く塔、および石積みの安定性
10 橋 二人の橋作り聖人、ベネゼとイザムバード
11 梁の利点 屋根、トラス、マストについても考える
12 せん断とねじりの秘密 ロケットとバイアスカットのネグリジェ
13 圧縮によるさまざまな壊れ方 サンドウィッチ、頭蓋骨、オイラー博士
第4部 構造と設計
14 構造物の最適設計/設計の哲学 または、形態、重量、コストについて
15 事故、そしてまた事故 罪、過ち、金属疲労に関する研究
追記 公式の利用および構造設計ということについて
補遺 圧縮荷重を受ける柱およびパネルの構造的効率について
図版リスト
索引
編集者からひとこと(WEBみすずサイト「新刊紹介」)