みすず書房

■四六判上製カバー装
■平均360-390ページ

ノーベル賞受賞物理学者の、多方面に活躍した生涯のモニュメント。学術研究論文を除いた随筆・エッセイ・講演・座談などを集成する。初版より20年を経ての新装復刊。

  • 全巻を通して随筆・対談・座談・評論、また講演記録を収録
  • 別巻1に収録著作目録、別巻2に著者略年譜・収録著作索引を収録
  • 別巻3では各界の30人が朝永さんを語る。またノーベル賞受賞時の新聞コラム、逝去時の新聞コラム、および略年譜・主要文献目録を収録

朝永振一郎(ともなが・しんいちろう)

1906年、東京に生まれる。1929年、京都大学理学部物理学科卒業。東京教育大学教授、同大学学長を歴任。1965年度ノーベル物理学賞受賞。東京教育大学名誉教授。1979年歿。著書『量子力学 I・II』(1952)、『科学と科学者』(1968)、『物理学読本』(編著、1969)、Scientific Papers of TOMONAGA(全2巻、1971-76)、『庭にくる鳥』(1975、以上みすず書房)、『物理学とは何だろうか 上・下』(岩波書店)ほか。