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なぜ科学を語ってすれ違うのか

ソーカル事件を超えて

WHO RULES IN SCIENCE ?

An Opinionated Guide To The Wars


ソーカル事件以降、わたしたちはどこに行き着いたのだろう。漠然と「客観的」「科学的」なるものが何でも信奉されるなか、科学の哲学や社会学は空論のごとくみなされ、科学者は価値とのかかわりに二の足を踏み、その隙にもニセ科学が跋扈する……そんな着地のしかたでよいのだろうか?
本書は、科学の客観性・合理性・特権をめぐってすれ違う見解について、双方に深刻な錯覚があり、そのためどちらも現代社会の問題に対応できないと説く。たまねぎの皮を剥くように、すれ違う表層の議論を一層ずつ剥ぎ取りながら、著者は今日的な科学観を探っていく。科学の合理性と客観性にあらためて信を置きつつ、論争必至の問題提起に及ぶ、刺激的な科学論入門。

「強く推奨したい。科学をめぐる論争のなかで哲学的・政治的に焦点となっている問題について生き生きと説き、夢中で読ませる。……科学者、社会学者、そして著者と同じ科学哲学者──誰もが批判を免れない(そしてその批判はおおむね正当だ)。」
アラン・ソーカル
「信頼できる知識を生みだしつつ、公共の利益を積極的に守ることもできる、合理的なアクターとしての科学者像を復権させる書。じつに良く書けている。できるだけ幅広い層に読んでほしい。」
ウリカ・セーゲルストローレ


目次


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著訳者略歴

ジェームズ・ロバート・ブラウン
James Robert Brown

トロント大学哲学部門教授。数学の哲学、および科学哲学、とくに自然科学における思考実験の役割に関心をもち、科学的実在論を擁護する立場をとっている。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
青木薫
あおき・かおる

翻訳家。理学博士。理論物理学、数学をはじめとする自然科学書の翻訳に定評があり、科学読み物ファンの厚い信頼を得ている。数学の普及への貢献によって2007年の日本数学会出版賞を受賞。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

書評情報

金森修(東京大学教授)
<日本経済新聞 2010年12月19日(日)>
池内了(宇宙物理学者)
<読売新聞 2010年12月19日(日)>
金子務(科学史家)
<東京新聞 2011年1月9日(日)>
海部宣男<毎日新聞 2011年1月16日(日)>
金子務(科学史家)
<北海道新聞 2011年1月30日(日)>
吉永良正(大東文化大学)
<日経サイエンス 2011年3月号>
辻篤子<朝日新聞 2011年2月20日(日)>
<中部財界 2011年5月号>
国府田隆夫<日本物理学会誌 № 5, vol. 66(2011年)>

関連リンク

この本の関連書


「なぜ科学を語ってすれ違うのか」の画像:

なぜ科学を語ってすれ違うのか

「なぜ科学を語ってすれ違うのか」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/416頁
定価 4,104円(本体3,800円)
ISBN 978-4-622-07558-5 C1040
2010年11月19日発行

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