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ミシンと日本の近代

消費者の創出

FABRICATING CONSUMERS

The Sewing Machine in Modern Japan


日本の家庭に入った第一号ミシンは、ジョン万次郎の母親への土産物だった。そして1920年頃までには、アメリカのシンガーミシンが無敵の存在になる。独特の販売システムを確立し、割賦制度も浸透させた。
太平洋戦争は「もんぺ」をきっかけに、洋装への移行を一気に加速させた。そして戦後になると、「内職」にミシンを「踏む」女たちの意識は、1950-60年代以降の「中流意識」の膨張に連動していく。ミシンはこの多種多様な「近代」という経験を、すべて見ていた。
一つの「モノ」に即して、消費者の側から、経済・社会・文化を語る画期的な歴史。


目次


日本語版への序文
はじめに

序論
第一部 日本におけるシンガー
1 明治期のミシン
2 アメリカ式販売法
3 近代的生活を販売し消費する
4 ヤンキー資本主義に抵抗する
第二部 近代性を縫う――戦時と平和時
5 銃後の兵器(ウォー・マシーン)
6 機械製の不死鳥
7 ドレスメーカーの国
結論

補遺 時間利用調査についての覚え書
訳者あとがき

原注
図表一覧
主要参照文献
索引


著訳者略歴

アンドルー・ゴードン
Andrew Gordon

1952年ボストンに生まれる。1984年 ハーバード大学で博士号取得。デューク大学教授を経て、1995年以降ハーバード大学歴史学教授。1998-2004年と2011-2012年、同大学エドウィン・O・ライシャワー日本研究所所長。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
大島かおり
おおしま・かおり

1931年に生まれる。東京女子大学文学部卒業。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

書評情報

渡辺 靖(慶應大学教授・文化人類学)
<朝日新聞 2013年8月18日(日)>
平松洋子(エッセイスト)
<読売新聞 2013年9月1日(日)>
岩本真一(大阪経済大学日本経済史研究所研究員)
<週刊読書人 2013年8月30日>
柏木 博(デザイン評論家)
<日本経済新聞 2013年9月8日(日)>
<信濃毎日 2013年9月8日>
<出版ニュース 10月上旬号>
平松洋子(エッセイスト)
<東京人 2013年11月号>
小泉和子(昭和のくらし博物館館長)
<しんぶん赤旗 2013年9月15日(日)>
加藤陽子<毎日新聞 2013年10月27日(日)>
平松洋子<月刊文春 2014年1月号>
大塚明子(文教大kが禹准教授)
<京都新聞 2013年9月8日>

関連リンク

この本の関連書


「ミシンと日本の近代」の画像:

ミシンと日本の近代

「ミシンと日本の近代」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/432頁
定価 3,672円(本体3,400円)
ISBN 978-4-622-07770-1 C0021
2013年7月23日発行

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