共通文化にむけて
文化研究 I
CULTURE IS ORDINARY

判型 | A5判 |
---|---|
頁数 | 360頁 |
定価 | 6,380円 (本体:5,800円) |
ISBN | 978-4-622-07814-2 |
Cコード | C1010 |
発行日 | 2013年12月25日 |
備考 | 在庫僅少 |

CULTURE IS ORDINARY
判型 | A5判 |
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頁数 | 360頁 |
定価 | 6,380円 (本体:5,800円) |
ISBN | 978-4-622-07814-2 |
Cコード | C1010 |
発行日 | 2013年12月25日 |
備考 | 在庫僅少 |
「『オリエンタリズム』以後のわたしの仕事は、レイモンドの仕事をほんとうに大きな支えにしてきました」(E・W・サイード)
「イギリスの知の世界はそのもっとも個性的で独創的な人物を失い、左翼陣営はそのもっとも傑出した社会主義知識人を失った」(スチュアート・ホール)
カルチュラル・スタディーズの祖と目される批評家にして、1950年代末から新自由主義台頭のサッチャー政権時代まで新たなオルタナティヴを提示しつづけたニューレフト運動の論客。テリー・イーグルトンいわく「戦後イギリスが生んだもっとも優れた文化思想家」の全貌を示す日本独自編集版(全2巻)。第I巻の本書は「文化とはふつうのもの」「共通文化の理念」「社会ダーウィニズム」「マルクス主義文化理論における土台と上部構造」「社会主義とエコロジー」「ウェールズとイングランド」「距離」「映画史」ほか、すべて本邦初訳の論考16篇とリチャード・ホガートとの対話1篇、初期から晩年にいたる文化論を集成。
I 共通文化とコミュニティ
文化とはふつうのもの
このアクチュアルな成長
コミュニケーションとコミュニティ
共通文化の理念
コミュニティの意義
II 自然・社会・文化唯物論
自然の観念
社会ダーウィニズム
マルクス主義文化理論における土台と上部構造
社会主義とエコロジー
III ウェールズの文化と社会
意味を掘り起こす 炭鉱ストライキのキーワード
ウェールズの文化
ウェールズとイングランド
コミュニティ
IV メディアとリテラシー
距離
映画史
小説と筆者大衆
労働者階級の態度 リチャード・ホガートとの対話
編者解題
編者あとがき
索引