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大人の本棚

カフカ自撰小品集<品切>

BETRACHTUNG/EIN LANDARZT/EIN HUNGERKUNSTLER


「〈カフカ的〉という難儀な観念を早く脱け出してはいただけないか、そしてもっと広々とカフカを読んでいただけないか、それが古くからのわたしの願望であった。(…)とりあえずカフカを〈邪心〉なしにそのままに読んでみよう。〈人死に〉が出なければ火事がニュースにならない時代、笑いが〈爆笑〉に局限されようとする時代、飲み会が必ず〈盛りあがら〉ねばならないという確信の時代に、この笑いは、このほくそ笑みは超貴重なはずである」(「訳者まえがき」より)
約20年の作家活動の初期・中期・後期に、カフカ自身によって編まれた三冊の小品集『観察』『田舎医者』『断食芸人』。刊行当時「潔癖きわまるドイツ語散文によって統御された幻想」と形容された作品世界の言葉づかい/息づかいが、透き徹った訳文でよみがえる。


目次


訳者まえがき

第1部 観察
国道の子供たち
ペテン師の正体をあばく
突然の散歩
決意
山地へのピクニック
独身者の不幸
商人
ぼんやりと外を眺める
帰り道
走り抜けてゆく二人
乗客
衣裳
拒絶
オーナー騎手のための考察によせて
通りに面した窓
インディアンになりたい
木々
不幸であるということ

 訳者からひとこと

第2部 田舎医者
新任の弁護士
田舎医者
天井棧で
一枚の古文書
掟の門前で
ジャッカルとアラビア人
鉱山への来訪
隣り村
皇帝の親書
家父の心配
十一人の息子たち
ある兄弟殺し
ひとつの夢
ある学会への報告

訳者からひとこと

第3部 断食芸人
初めての悩み
小さい女
断食芸人
歌姫ヨゼフィーネ、または二十日鼠の一族

訳者からひとこと


著訳者略歴

フランツ・カフカ
Franz Kafka

1883年7月3日、オーストリア=ハンガリー帝国領プラハに生まれる。プラハ大学(法学専攻)入学。在学中は劇場や文学カフェに出入りし、マックス・ブロートら後にチェコ文学界で大きな役割を担う人物たちと知り合う。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
吉田仙太郎
よしだ・せんたろう

1926年大阪府生まれ。京都大学文学部独文学科卒業。大阪女子大学名誉教授。関西チェコ/スロバキア協会顧問。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

書評情報

水野和夫(エコノミスト)
<朝日新聞 2010年10月>

関連リンク

この本の関連書


「カフカ自撰小品集」の画像:

カフカ自撰小品集

「カフカ自撰小品集」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/232頁
定価 3,024円(本体2,800円)
ISBN 978-4-622-08080-0 C1397
2010年5月14日発行
<ただいま品切です>