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完本 ジャコメッティ手帖 I

著者
矢内原伊作
編・解題
武田昭彦
菅野洋人
澤田直
李美那
序文
酒井忠康

「彼ハ昂奮シテクル.Merde! Merde! トドナツテイタノガ,自制ヲ失ツテ本当ノ狂気ニナル.彼ハ自分ノtoileニ向ツテ,ツバヲハキ,地団太ヲ続ケザマニフム.アー,ト吼エル.2分位ソレガ続イタデアロウ.何トモ身の毛モヨダツ凄惨ナ姿ダ」
1955年、はじめてアトリエを訪問。以後56‐57年、59‐61年の間、総数230日にわたってモデルとしてポーズをとりつづけた哲学者がアルベルト・ジャコメッティとの対話を詳細に書きとめた6年間の記録(全2巻、本巻は1955‐57年の記述を収録)。欧米ではつとに「Yanaihara’s (Giacometti) Diary」として知られ、公刊が望まれていた本書は、全身芸術家の素顔、目に見えるものを捉えることへの鬼気迫る執念、「いつも道を見失う男の感動すべき姿」(ジャン・ジュネ)を克明に伝える空前絶後の資料である。
パリ14区イポリット=マンドロン街46番地。信頼と友愛で結ばれたアルベルトとヤナイハラ、そしてアネットをめぐる極限の人間ドラマが展開する。序文・酒井忠康、解題・武田昭彦。図版多数収録。


目次


刊行によせて 酒井忠康

写真帖 1955―1957年

手帖 1955年
11月1日―30日[ジャコメッティへのインタビュー]  

手帖 1956年
2月21日―7月12日[ジャコメッティとの親交、ブラックとミロへのインタビュー]
9月20日頃―10月28日[はじめてジャコメッティのモデルとなる]
10月29日―11月17日[ふたつのアヴァンチュール]
11月18日―12月16日[ヤナイハラ・クライシス、続けることの可能性]

手帖 1957年
8月5日―9月3日[ふたたびジャコメッティのモデルに。アヴァンチュールは続く]
9月4日―19日[さらなる現実、不可能な肖像画に向かって]

解題 武田昭彦
矢内原伊作 略年譜
アルベルト・ジャコメッティ 略年譜


著訳者略歴

矢内原伊作
やないはら・いさく

1918年、愛媛県に生まれる。京都大学文学部哲学科卒業。哲学者、元法政大学文学部教授。1989年没。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
武田昭彦
たけだ・あきひこ

1952年生まれ。法政大学大学院哲学専攻博士課程単位取得退学。美術評論家。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
菅野洋人
かんの・ひろと

1963年生まれ。法政大学大学院哲学専攻修士課程修了。郡山市立美術館主任学芸員。論文に「シュルレアリスム時代のジャコメッティ」「ジャコメッティの〈透明なコンストリュクシオン〉素描」ほか。

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
澤田直
さわだ・なお

1959年生まれ。パリ第一大学哲学科博士課程修了(哲学博士)。立教大学教授。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
李美那
り・みな

1966年生まれ。東京芸術大学大学院西洋美術史専攻修士課程修了。神奈川県立近代美術館主任学芸員。論文「矢内原伊作資料の調査から―『ジャコメッティとともに』出版のプロセスを中心に」ほか。

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
酒井忠康
さかい・ただやす

書評情報

横尾忠則(美術家)
<2010年5月9日(月):朝日新聞>
苅部直<:文藝春秋2010年8月号>
美術家<2010年12月19日(日):朝日新聞>

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「完本 ジャコメッティ手帖 I」の画像:

完本 ジャコメッティ手帖 I

「完本 ジャコメッティ手帖 I」の書籍情報:

A5判 タテ210mm×ヨコ148mm/384頁
定価 8,100円(本体7,500円)
ISBN 978-4-622-07508-0 C1071
2010年3月10日発行

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