みすず書房

2013年11月1日発売
定価 330円(本体300円)

目次

ピエール・ジャネと彼のアメリカ人の友人たちアンリ・F・エランベルジェ
江口重幸
賛々語々 41
 三の酉
小沢信男
メディアの現在史 47
 匿名と「言論の自由市場」
大谷卓史
傍観者からの手紙 108
 「大衆の反逆」
外岡秀俊
池内紀の〈いきもの〉図鑑 130
 〔地球温暖化〕
池内紀
D・ソローヴ『プライバシーの新理論』を読む
 エンジニアの読み、そして、その先
名和小太郎
広がりゆく「生物学の哲学」の息吹き
 還暦の年の国際学会ことはじめ
佐藤直樹
図書館の可能性 8
 図書館授業 発見へのいとぐち
辻由美
「逃げろ、でなければ声をあげろ」酒井啓子
日記 6原武史
ボン便り 5
 メルケルの「国民政党Volkspartei」とカール・シュミット左派——2013年9月連邦議会選挙
野口雅弘
ドストエフスキー・ノート 読めば読むほど 10
 ドイツにおけるドストエフスキー 1
中村健之介
試行錯誤に漂う 18
 小説は作者を超える(2)
保坂和志
山小屋便り 87
 石窯の効用とアイリッシュ音楽
佐々木幹郎
住まいの手帖 89
 2号室
植田実
ヘテロトピア通信 46
 怨歌の誕生
上村忠男
表紙写真・「はまゆりの頃に」田代一倫