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『災害がほんとうに襲った時』『復興の道なかばで』
中井久夫の二著 緊急出版
中井久夫編『1995年1月・神戸――「阪神大震災」下の精神科医たち』(1995年3月刊)と中井久夫他『昨日のごとく――災厄の年の記録』(1996年4月刊)は、16年前の阪神淡路大震災後に小社より刊行された書籍です。その出版に力を注がれた中井久夫の文章を再編集して、『災害がほんとうに襲った時』『復興の道なかばで』の表題で新たに刊行することといたしました。

1995年1月17日から50日間。被災地では何が起こり、何が必要だったのか。そして、誰もが被災地に眼をそそいでいた大震災から一年。避難所で生活していた人たちは、ボランティアは、被災民への補償は、今後の地震対策は、町の復興は、こころのケアは。
歴史に学ぶ・「神戸」から考える。一精神科医が関与観察した阪神淡路大震災の50日間の記録と一年の回顧です。
- 中井久夫『災害がほんとうに襲った時』(4月20日刊)の詳しい書誌情報はこちら
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◆重版出来のお知らせ
大石又七『ビキニ事件の真実』、メドヴェジェフ『チェルノブイリの遺産』とも重版ができあがりました。お待ちいただきありがとうございました。
- こころのケアセンター編『災害とトラウマ』はこちら
- 佐々木美代子『記憶の街――震災のあとに』はこちら
- 外岡秀俊『地震と社会――「阪神大震災」記』上はこちら
- 外岡秀俊『地震と社会――「阪神大震災」記』下はこちら
- J・L・ハーマン『心的外傷と回復』[増補版]中井久夫訳はこちら
- 宮地尚子『環状島=トラウマの地政学』はこちら
- 五十嵐太郎編『見えない震災――建築・都市の強度とデザイン』はこちら
- 佐々木幹郎『やわらかく、壊れる』はこちら
