みすず書房

トピックス(アーカイブ)

スピノザ『知性改善論/神、人間とそのさいわいについての短論文』佐藤一郎訳(みすず書房)カバー

2018.02.09

スピノザはいまもこの世界にともにいるのか。それとも世界とスピノザの間は遠くなり、スピノザは必要とされなくなっているのか。

スピノザ『知性改善論/神、人間とそのさいわいについての短論文』佐藤一郎訳

(訳者・佐藤一郎による「あとがき」より一部を抜粋いたします。) 「百年の孤独」のガルシア・マルケスは処女作を書く前の二十代の一時期、カリブ海に面したコロンビアの…

フォックス『イングリッシュネス』北條文緒・香川由紀子訳(みすず書房)カバー

2017.12.11

その「らしさ」はどこから? 人気人類学者がユーモアあふれる筆致で

ケイト・フォックス『イングリッシュネス――英国人のふるまいのルール』北條文緒・香川由紀子訳

スレンダーな体に金髪、大きな瞳。チャーミングな笑顔。一見、モデルかファッション関係者かと思ってしまうケイト・フォックスは、競馬場やパブをめぐるユニークな著作で知…

『ヴァルター・ベンヤミン/グレーテル・アドルノ往復書簡 1930-1940』伊藤白・鈴木直・三島憲一訳(みすず書房)カバー

2017.11.28

「あなたは私が半句話せば、たちまち私の言いたいことを理解してくれます」

『ヴァルター・ベンヤミン/グレーテル・アドルノ往復書簡 1930-1940』 ローニツ/ゲッデ編 伊藤白・鈴木直・三島憲一訳

もしあなたに、たとえ一週間でも会えるのであれば、私はそのためにどんなものでも手放すことでしょう。よくあることですが、あなたは私が半句話せば、たちまち私の言いたい…