
2015.09.28
アドルフ・ロース『にもかかわらず』
1900-1930
[改訂新版]
2015.09.25
樋口陽一先生
ご無沙汰いたしております。
向夏の候、お変わりなくお過ごしでしょうか。
さて、この度、折り入ってお願いしたいことがございまして、筆をとりました。
以前、《理想の教室》シリーズの一冊としてご執筆いただきました『「日本国憲法」まっとうに議論するために』は、好評を博し読み継がれ、版を重ねてきております。また、同書の電子書籍版もコンスタントに購読されています。
そこで、現在の状況を鑑み、昨今の情勢を見据えた新章を本書に加筆していただきたく、 お願い申し上げます。その新しい章を加え、シリーズの一書ではなく、単行本で《増補新版》として刊行できればと考えております。ご一考いただければ幸いです。
2015年6月22日
みすず書房編集部 島原裕司
みすず書房 島原裕司様
まさしく「現在の状況を鑑み」て、お誘いをお受けすることにします。
先日国会前の若ものたちの集会で短い話をして、暗がりの中でも、話し手の語りぶり、参集した学生たちの顔の輝き(!)に救われる思いでした。
刊行の形式は、そういう、特に若い人たちに少しでも多く読んでもらえるやり方で、 ご判断にお任せします。
2015年6月27日
樋口陽一
みすず書房 島原裕司様
原状はそのままにして一章書き足すという方針で下書きをつくったけれど気に入りません。そこで、2006年版そのものを、その後10年のことをとり入れて書き足す。そのうえで、あとがきを新しく書く、ということにします。
06年版を見開きB4のコピーにしてお送り下さい。そこに補筆します。
2015年8月1日
樋口陽一
P.S. 目下の「状況」に強いられて、7月は週に2-3度日帰り上京していました。 8月はそれほどひどい日程にはしません。
* このような過程を経て、本書・改訂新版はできあがりました。
編集作業が続くなか、著者の思いの籠った筆跡のFAXが届き、勇気づけられる日々でした。完成した本についてはコチラをご覧ください。
2015.09.28
1900-1930
2015.09.25
新国立競技場暴走を考える